日々勉強が欠かせないエンジニアですが、求められる技術力はエンジニアによって違います。そもそもエンジニアは、Webエンジニアやインフラエンジニア、ゲームエンジニア、AIエンジニアなど、多様な種類があります。その種類によって仕事の内容も変わってくるため、その仕事の内容に応じた技術力を身につける必要があるのです。

もちろん、ほとんどのエンジニアに共通して求められる技術力もあります。その一つがプログラミングスキルです。多くのエンジニアは、仕事の一つとしてプログラミングがあります。そうでないエンジニアでも、プログラミングスキルがあると仕事を進められることが多いです。ただプログラミングで使うプログラミング言語は、エンジニアの種類などによって変わるため勉強するときは注意しなければなりません。

例えば先程触れたWebエンジニア。Webエンジニアは、一言で表すとWeb業界で働いているエンジニアのことです。Webサイトをはじめとする、Web上で動作するサービスを開発しています。Webエンジニアはさらにフロントエンドエンドエンジニアとバックエンドエンジニアに分かれ、それぞれで仕事内容が異なる点が特徴です。フロントエンドエンジニアは、ユーザーが実際に目にする画面を作っています。Webデザイナーが考えた文字や画像のレイアウトをコーディングにより実現する仕事です。そのためHTMLやCSS、JavaScriptなどのプログラミング言語を学ぶ必要があります。一方でバックエンドエンジニアは、ユーザーには見えないサーバー側のシステムを開発するエンジニアです。サーバーやデータベースの構築などを行っています。必要となるプログラミング言語はJavaやPHP、Rubyなどです。

このようにエンジニアの種類によって使用するプログラミング言語は変わりますが、身につけているプログラミング言語の数が多ければそれだけ活躍の場を広げられます。可能であるなら、色々とプログラミング言語を学んでみてはいかがでしょうか。